エグゼモード、PC接続でサーバー化する「クラウドスキャナー」


ScanBit MFS-60

 エグゼモードは13日、PC不要で写真や書類をスキャン可能で、PCに接続することでスキャンした画像をインターネット上に公開できるスキャナー「ScanBit MFS-60」を発表した。価格は1万4800円。全国の「パソコン工房」「Faith」「TWOTOP」の各店舗で4月24日に発売する。

 「ScanBit MFS-60」は、2.4インチのTFTカラー液晶を搭載しており、スキャンした画像をその場で確認できる。また、PCに接続するだけで画像をインターネット上に公開できるソフト「ServersMan mini」を容量2GBのSDカード内にバンドルし、スキャナー自体を“クラウドストレージ”として利用できるのが特徴だという。

 具体的には、「ScanBit MFS-60」のUSB端子をPCに接続すると、SDカード内の「ServersMan mini」が立ち上がり、Webサーバーが起動。PCに表示される同ソフトの管理画面で公開したい画像を選ぶことで、SDカードに保存されている画像にURLが付与され、インターネットから視聴できる仕組み。ServersMan miniの対応OSはWindows Vista/XP。

 「ScanBit MFS-60」の大きさは300×86×56mm(幅×奥行き×高さ)で約560g。スキャナーの解像度は300dpi。スキャン有効サイズは最大約216×300mm、最小38.1×50.8mm。


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(増田 覚)

2010/4/13 14:55