マイクロソフト、「Silverlight 4」正式版を公開
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マイクロソフトは16日、Webブラウザー用プラグイン「Sliverlight 4」の正式版を公開した。対応OSは、Windows 7/Vista/XP/2000およびWindows Server 2008 R2/2008、Mac OS X 10.4.11以上(Intelベース)。対応ブラウザーは、Internet Explorer 8/7/6、Firefox 3、Google Chrome 4、Safari 4/3。
Silverlight 4では、WebカメラおよびマイクがSilverlightアプリケーションからアクセス可能となり、ビデオや音声をリアルタイムに共有するようなアプリケーションの構築が可能となった。また、オンラインおよびオフラインのDRM(デジタル著作権管理)に対応し、H.264形式の動画の保護にも対応。マルチキャストストリームのサポートや、再生可能なメディアを制限できる機能など、動画配信関連の機能を強化した。
アプリケーションの作成・実行環境としては、コピー&ペーストやドラッグ&ドロップ、マウスホイール、右クリック、フルスクリーン時のキーボード入力などの機能を提供。印刷用APIや多言語対応など、業務アプリケーション向けの機能も搭載した。
Silverlight 3からは、Webブラウザー外でもSilverlightアプリケーションの実行が可能となっており、Silverlight 4ではローカルファイルへのアクセスや、Silverlightアプリケーション内でのHTMLレンダリング、デスクトップアプリケーションや周辺デバイスとの連携機能を備えた。
また、マイクロソフトでは、Silverlight 4に対応した開発ツールとして、「Silverlight 4 Tools for Visual Studio 2010 RC2」と「Expression Blend 4 RC」の提供も16日に開始した。
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(三柳 英樹)
2010/4/16 14:56
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