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児童ポルノのブロッキング、So-netとBIGLOBEも対応準備へ


 ソネットエンタテインメント(So-net)は19日、インターネット上の児童ポルノサイトを強制的に遮断する措置「ブロッキング」について対応準備に入る方針を決定したことを明らかにした。

 ブロッキングでは、ユーザーのアクセスしようとしているサイトが児童ポルノサイトかどうか、通信内容の一部を監視して判別する仕組み。So-netでは、ISP事業者がユーザーの通信内容に踏み込む点でブロッキングは好ましいことではないとしながらも、「インターネットを通じ、児童ポルノが世界中に広がりを見せている現状において、ネットワーク上のブロッキング実施は不可避の手段としてISP事業者に期待されているものと認識している」とコメントしている。

 So-netでは今後、総務省の見解や指導を踏まえつつ、法的・技術的課題が関係省庁間や通信事業者間などで整理された段階で、ブロッキングに向けた対応準備に入る予定だという。

 日本インターネットプロバイダー協会が18日、ブロッキングについて個々のISPの判断で導入することを認める公式見解を出したことを受けて、So-netも今回方針を発表した。すでに18日には、NTTコミュニケーションズとニフティもブロッキングの導入準備に入ることを表明していた。

【追記 20:00】

 このほか、NECビッグローブ(BIGLOBE)も19日、児童ポルノのブロッキングについて具体的な検討と準備を開始すると発表した。「対応にあたっては、関係諸官庁、関係諸団体とも十分に連携をはかり、『通信の秘密』や『表現の自由』への侵害についても慎重に配慮をしたうえで、取組んでいく」としている。


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(永沢 茂)

2010/5/20 06:00