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官公庁サイト、適切なナビゲーションは35サイト中5サイトのみ


 アライド・ブレインズ株式会社は2日、官公庁のウェブサイトに関するユーザビリティ調査の結果を公表した。調査は、同社が開発したウェブサイトの品質解析プログラム「CRONOS2」により、官公庁サイトのナビゲーションとリンク切れの状況について解析を行ったもので、調査期間は6月10日〜18日。

 アライド・ブレインズでは、利用者にとって分かりやすいウェブサイトを実現するためには、主要なコンテンツへのリンクやサイトマップなど、サイト全体で共通のナビゲーションの仕組みを用意することが重要だと指摘。一方、今回調査を行った官公庁サイトのうち、ナビゲーションが適切なページの割合が9割を超えたサイトは、裁判官訴追委員会(100%)、内閣法制局(99.88%)、内閣官房(93.79%)、会計検査院(93.52%)、国税庁(93.38%)の5サイトのみにとどまった。

 アライド・ブレインズのコンサルタントが解析結果をもとに目視で確認したところ、ナビゲーションやトップページへのリンクが無いページが散見されるサイトが複数確認されており、こうしたページに利用者が検索エンジンで直接アクセスした場合、サイトの運営主体や全体像が把握できず、同一サイト内のページにも移動できないといった問題があると指摘している。

 また、リンク切れの状況については、現在地を示すナビゲーションの部分にリンク切れが生じているサイト、数年前の報道発表や更新履歴の一覧など、古い情報が掲載されているページでリンク切れが三軒されるサイトが確認されたという。アライド・ブレインズでは、利用者が情報を閲覧・利用するのは下層の個別ページであり、ウェブサイト全体で一貫した品質管理を行うことが重要だと指摘している。


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(三柳 英樹)

2010/7/2 18:47