メルアド宅配便、Twitter IDで荷物を発送できるサービス


 ソフトバンクグループで物流事業を行うソフトバンク・フレームワークス株式会社は5日、受取人のメールアドレスを入力するだけで、互いに氏名や住所を明かすことなく荷物が送れる「メルアド宅配便」において、Twitter ID対応サービスを開始した。料金は5kg以下は全国一律990円。

 受取人と差出人がTwitterで相互にフォローしている場合、差出人は受取人の氏名や住所、電話番号などを入力せずに、Twitter IDを入力するだけで荷物を発送できる。なお、受取人はあらかじめメルアド宅配便のTwitterアカウントをフォローする必要がある。

 差出人は自分のメールアドレスを入力し、そのアドレスに送られてくる確認メールに記載されたURLをクリックすると、サービス申し込み画面に進める。申し込み画面では自分の個人情報を入力した上で、受取人のTwitter IDを入力する。

 受取人には、メルアド宅配便からTwitterのダイレクトメッセージ(DM)が送られてくる。受取人は、DM本文中のURLをクリックすると荷物の受け取り承諾画面に進むことができ、これに同意して自らの氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどを入力する。

 その後は、受取人が入力したメールアドレスあてに確認メールが届き、本文に記載されたURLから集荷依頼情報入力画面に進み、希望の集荷日や時間帯を指定できる。受取人への配送が完了すると、差出人のアドレスに配送完了メールが届く仕組み。

 ソフトバンク・フレームワークスはこのほか、メルアド宅配便の料金決済手段として、受取人のクレジットカードからの引き落としをできるようにする「受取人クレジットカード口座課金」を5日にスタートした。


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(増田 覚)

2010/7/5 18:02