Google検索クエリー数で見る、W杯出場国の熱中度
米Googleは15日、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会の開催期間中における、検索クエリー数の推移をまとめた。調査は、出場国からの検索クエリーを通常時と比較することで、その国のサッカーへの熱中度を示しており、多くの国で試合中の検索クエリーが減少していた。
通常時と比べて試合中の検索クエリーが最も大幅に減ったのはブラジルで、約半分に下がっていた。北朝鮮戦を迎えた6月15日では、試合開始2時間前から減少し始めており、試合開始時に減少がピークへ。ハーフタイムには若干増えたが、後半開始とともに減少に転じた。
ブラジルからの検索クエリー数の推移。青い線は通常時、赤い線は北朝鮮戦があった6月15日のグラフ |
ブラジルに次いで検索クエリーが減少していたのは、ドイツ、オランダ、韓国、ウルグアイ、スペインの順。特に韓国は現地時間午前3時30分に開始した試合もあったが、検索クエリー数が大幅に減少したことから、多くの国民が試合に熱中していたことが伺えるとしている。
なお、日本の減少率は出場国の中で15番目だった。また、6カ国については試合中の検索クエリーが通常時よりも増えており、特に北朝鮮とホンジュラスは大幅に増加する傾向が見られた。
ワールドカップ出場国における検索クエリー数の減少率 |
関連情報
(増田 覚)
2010/7/16 18:10
-ページの先頭へ-