さくらインターネット、バックボーンネットワークを232Gbpsに増強

さくらインターネットのバックボーンネットワーク容量の推移

　さくらインターネットは29日、バックボーンネットワークの回線容量を213Gbpsから232Gbpsに増強したと発表した。

　さくらインターネットでは、大阪の堂島と、東京の池袋、東新宿、西新宿、代官山の5つのデータセンターを運用しており、今回の増強では堂島NOCでNTT Verioに新たに10Gbpsで接続するとともに、JPIXへの接続を9Gbps増強した。1年間では計59Gbps（約25％増）の増強となった。

　さくらインターネットでは、5月に堂島データセンターのサーバーラックを増設しており、今回の増強はこれに伴うトラフィック増に対応するもの。29日に発表されたさくらインターネットの決算資料によれば、専用サーバーサービスの契約件数は1万2163件、レンタルサーバーサービスの契約件数は25万3470件となっている。