米国の検索シェア、MicrosoftがYahoo!を抜いて2位に


 米Nielsenは14日、2010年8月の米国における検索シェアで、Microsoft(MSN/Windows Live/Bing)がYahoo!を抜いて初めて2位になったと発表した。

 Nielsenの調査によると、8月の米国における検索シェアは、1位がGoogleの65.1%、2位がMicrosoftの13.9%、3位がYahoo!の13.1%。Microsoftは前月比では8%、前年比では30%シェアが増加しており、逆にYahoo!は前月比で8%、前年比で18%シェアが減少した。Googleのシェアは、前月比・前年比とも1%増で大きな変化は無い。

 MicrosoftとYahoo!は、2009年に検索事業で提供し、Yahoo!の検索エンジンにMicrosoftの技術を採用することを発表。2010年8月24日には、米国とカナダのYahoo!でBingベースの検索エンジンへの切り替えを行った。Nielsenでは、Bingベースの検索を合算した場合には、シェアは26%になるとしている。


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(三柳 英樹)

2010/9/15 15:11