朝日新聞社の電子書籍「WEB新書」スマートフォン版提供開始、毎日新聞社も参加
朝日新聞社は1日、有料コンテンツ配信サイト「Astand(エースタンド)」で配信するクラウド型の電子書籍コンテンツ「WEB新書」で、スマートフォン版の提供を開始した。
「WEB新書」は、新聞や雑誌のニュース解説や連載・特集を、5000字前後にまとめた「記事切り売り」型の電子書籍コンテンツで、ウェブブラウザーからの閲覧・購入に対応する。スマートフォン版ではiPhone/iPadのブラウザーに対応し、目次ジャンプ機能や文字サイズ変更機能などを備え、読みたい個所を最適な文字サイズで閲覧できる。表示内容はその都度読み込むクラウド型コンテンツのため、PCで購入したWEB新書をスマートフォンから閲覧することも可能。
商品の価格は1タイトルあたり210円。PC版では縦書きと横書きの切り替え、文字サイズの変更、自動文字送り機能などを備える。
また、1日には毎日新聞社が「WEB新書」のコンテンツ提供元として新たに加わった。毎日新聞社では、「毎日新聞」「サンデー毎日」「週刊エコノミスト」の3媒体からコンテンツを提供。1日には「ネット時代のメディア・ウオーズ1」「『英語の社内公用語化』が進む理由」など5点を発売した。
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(三柳 英樹)
2010/10/1 19:09
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