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McAfeeの「2011年サイバー脅威予測」、位置情報サービスなども標的に


 米McAfeeは、McAfee Labsの分析による「2011年のサイバー脅威予測」を発表した。2010年に引き続き、プラットフォームとサービス関連の脅威が増大する見込みで、Android、Google TV、iPhone、Mac OS Xプラットフォーム、位置情報サービスの「foursquare」などがサイバー犯罪のターゲットにされることが予測されるとしている。

 TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアに対する攻撃では、URL短縮サービスが最も攻撃の標的にされる可能性が高いと指摘。短縮URLは現在1分間に3000件以上も生成されており、こうした短縮URLをスパムやオンライン詐欺などの悪意ある目的に使用されるケースが増加すると予測している。

 また、ソーシャルメディアについては、foursquareなどの位置情報サービスを犯罪者が悪用することで、個人情報をマイニングし、より洗練されたターゲット攻撃を仕掛けてくると警告。2011年には人気のあるソーシャルメディア全般で、この手法を使うサイバー犯罪者が増加すると思われるとしている。

 新たなデバイスやプラットフォームを狙った攻撃としては、ビジネス環境へのモバイルデバイスのさらなる浸透が進んでいることから、これらをターゲットにした攻撃や脅威が爆発的に増加すると予測。また、Mac OSをターゲットにしたマルウェアがさらに巧妙さを増してくる可能性や、Google TVなどインターネットテレビを狙って個人情報を盗みだそうとする攻撃などを警告している。

 このほか、個人や正規の企業からのメールやファイルを偽装した悪質なコンテンツがより巧妙さを増す危険性や、高機能マルウェアの合併によるボットネットの新たな脅威、政治絡みのサイバー攻撃である「ハクティビズム」、国家レベルの支援あるいは指導のもとに行われるサイバー攻撃に対する警戒を呼びかけている。


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(三柳 英樹)

2011/1/6 18:45