ソフトイーサ、リモートデスクトップVPNサービスを当面無償提供
東北地方太平洋沖地震の被災企業を支援
ソフトイーサ株式会社は14日、東北地方太平洋沖地震の影響を受けている企業などを支援するため、リモートデスクトップVPNサービス「PacketiX Desktop VPNサービス」を臨時に無償解放すると発表した。
PacketiX Desktop VPNサービスは、ソフトイーサのVPNソフト「PacketiX Desktop VPN」をベースに提供されている、シンクライアント型のオンラインサービス。インターネットに何らかの形で接続されていれば、Windows PCのリモートデスクトップ機能を遠隔地から利用できる。
本来は月額950円で提供されているが、「今回の震災が原因で、危険地域から早急に避難をする必要がある方や、交通機関の混雑などにより通勤、出張などが困難となっている方のために、契約を結んでいない会員以外の方(臨時利用者)に対して、当面、無償で提供する」(同社)という。
利用にあたっては、会社のPCなどのリモートアクセスされる側、自宅のPCなどのリモートアクセスする側の双方に、ソフトウェアのインストールが必要で、Windows 7/Vista/XP、Server 2008/Server 2003/2000 Serverなどの環境で利用できる。
無償提供期間中、臨時利用者はユーザー登録や個人情報、メールアドレスの登録などは一切不要。ソフトウェアをWindows PCにインストールするだけで使用でき、無償提供期間の終了後にそれをアンインストールすれば、利用が終了するとのこと。
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(石井 一志)
2011/3/14 14:45
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