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ソフトイーサ、遠隔から電源オンして使えるリモートアクセス新製品


Desktop VPN Businessの「ゲート」設定画面トップページ
 ソフトイーサ株式会社は4月1日、リモートアクセス新製品「PacketiX Desktop VPN Business 2.0」を発表した。5月15日から販売開始する。

 PacketiX Desktop VPN Business 2.0は、企業内で管理できるリモートアクセスソフト。同社が従来提供していたSaaS型のリモートアクセスサービスでは、中継システムがインターネット上に設置されるため、ユーザーにとってコンプライアンスに適合せず導入しづらいという課題があった。

 新製品では、企業内の管理者が社内ネットワークの中に中継システムを設置し、管理・運用を行えるようになったのが特長。「ゲート」と呼ばれる中継システムを設置し、操作される側のPCに「サーバー」、操作する側のPCに「クライアント」をインストールして利用する。

 管理者はWeb管理ツールにより、Webブラウザ経由で「ゲート」を管理できる。設定した「ゲート」にしか接続できない「サーバー/クライアント」を作成したり、その同時接続数の上限なども任意に設定したりすることも可能。

 利便性の向上としては、「Wake on LAN」という技術も搭載。これは接続先のPCを必要に応じてリモートで起動するもので、これにより普段は電源をオフにするなど、環境負荷やコストの低減も実現する。

 価格は「ゲート」ライセンスが2万5200円。このほか、「ゲート」に設定した「サーバー」に対する最大接続数分だけ、接続ライセンスが必要。1接続あたり1万2600円/年から。


関連情報

URL
  ソフトイーサ株式会社
  https://www.softether.com/jp/
  ニュースリリース
  https://www.softether.com/jp/news/090401.aspx

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( 川島弘之 )
2009/04/01 16:07

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