Twitterなどの安否情報を「Google Person Finder」に、研究者がプロジェクト開始


 Googleが提供している安否確認サイト「Person Finder」の情報を充実させることを目的として、自然言語処理研究者を中心としたプロジェクト「ANPI NLP」が開始されており、コミュニティでは研究者への参加を呼びかけている。

 GoogleのPerson Finderには、16日時点で約21万件の安否情報が記録されている。一方、TwitterやブログなどのCGMにも多くの安否情報が投稿されているが、記録としては残りにくいことから、コミュニティではこうした情報を整理し、Person Finderの情報を充実させることを目的に活動を進めている。

 コミュニティでは現在、データの解析器の精度を高めるため、Twitterの安否情報関連のツイートデータに固有表現や安否情報タグを付ける作業を、参加者が分担して進めており、自然言語処理や近隣分野の研究者に対して参加を呼びかけている。


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(三柳 英樹)

2011/3/16 17:31