医師190人がボランティアで被災者の相談に回答~mixiコミュニティ


「東北地震・医師による健康相談室」コミュニティ

 東日本大震災の発生を受け、SNS「mixi」において全国190人以上のボランティア医師が被災者からの相談に答える「東北地震・医師による健康相談室」コミュニティが3月12日に開設された。

 同コミュニティには190人以上の医師が登録。医師の専門は内科や小児科、精神科、皮膚科など多岐にわたり、さまざまな相談に答えられる体制が整っているという。各医師は、診断や手術の合間に被災者やその家族からの相談に答えている。

 これまでに「薬がない」「通院していた病院が開院していないのだが、どうすればいいか」「地震後ずっと揺れる感じがする」「不安で眠れない・PTSD?」「避難所での心のケア」といった相談があり、医師による回答が寄せられている。

 無料のmixiのアカウントを取得すれば、誰でもコミュニティに投稿された相談・回答を閲覧できる。また、コミュニティに参加すれば、相談を投稿することが可能だ。PCやスマートフォン、携帯電話からアクセスできる。18日14時時点で約2800人のユーザーがコミュニティに参加している。



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(増田 覚)

2011/3/18 14:35