au、10インチ画面のAndroid 3.0タブレット「XOOM」を4月8日発売


XOOM Wi-Fi TBi11M

 KDDI、沖縄セルラーは、10.1インチのディスプレイを装備し、Android 3.0を搭載したモトローラ製のタブレット型端末「XOOM Wi-Fi TBi11M」を4月8日に発売する。店頭の販売価格は、6万円台半ばを予定する。au Online Shopでの価格は6万5100円。KDDIのほかの端末とのセット割も用意される予定で、例えばモバイルWi-Fiルーター「DATA05」とセットで契約・購入すると、XOOMの本体価格は3万円前後になる見込み。店頭によっては、auひかりなどとのセットも用意される。

 「XOOM」は、10.1インチ、1280×800ドットのマルチタッチ対応液晶ディスプレイを装備し、タブレット型端末向けのAndroid 3.0を搭載したモトローラ・モビリティ製の端末。CPUにはNVIDIA製の1GHz駆動のデュアルコアCPU「Tegra 2」を搭載。内蔵フラッシュメモリは32GBで、32GBまでのmicroSDHCカードもサポートされる予定。なお、microSDカードスロットは当初使用できず、後日対応される。対応時期は未定。

 1080pのHD動画再生およびHDMI出力に対応し、別途ダウンロードすることでFlash Playerもサポートされる。背面に500万画素カメラを、画面側に200万画素のインカメラを装備する。720pのHD動画撮影が可能。ジャイロセンサーや電子コンパスなどのセンサーを装備している。

 データ通信の方式はWi-Fiのみ。規格はIEEE802.11b/g/nをサポートする。このほか、Bluetooth V2.1+EDRが利用でき、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HID、HSP、OPP、PAN、PBAP、SPPが利用可能。USBおよびHDMI端子が用意されている。

 バッテリーは内蔵式で取り外しはできないタイプ。専用のACアダプターで充電し、USB給電および充電には非対応となっている。バッテリー容量は3250mAh。連続待受時間は約480時間、YouTubeの動画再生時の連続使用時間は約510分。大きさは約167×249×12.9mmで、重さは約700g。

 なお、XOOM用の周辺機器(スタンダードドック、スピーカードック、Bluetoothキーボード、スタンダードケース、GELケース、HDMIケーブル)は後日発売予定で、別途案内される。


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(太田 亮三)

2011/4/7 18:15