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「Adobe Flash Player 10.3」公開、Android 3.1もサポート


 米Adobeは12日、「Flash Player 10.3」をWindows/Mac OS/Linux/Android向けに発表した。安定性を改良し、セキュリティーとプライバシー保護を強化しただけでなく、オーディオやビデオなどの利用能力を向上させたのが特徴。Android 3.1ユーザーにとっては、Flash Player10.2に比べ、パフォーマンスが向上したという。

 Flash Player 10.3のおもな特徴は4つ。1つ目はデスクトップ版のみに対応しているメディア測定機能で、Flash PlayerとAdobe SiteCatalystを組み合わせることで、わずか2行ほどのコードを追加するだけで、ビデオコンテンツの配布状況や再生傾向などの統計データを収集できる。携帯向けサポートは今後リリースされる予定だ。

 さらに、デスクトップ版のみに提供されるのは、アコースティックエコーキャンセル機能だ。これにより、電話やゲーム内のボイスチャット、グループ会議アプリケーションなどで高品質のオーディオ利用が可能になる。機能としては、アコースティックエコーキャンセル、ノイズ抑制、音響アクティビティの検出、複数のマイクレベルの自動補正が含まれている。特にエンドユーザーはヘッドセットなしでも、高品質のオーディオにより会話しやすくなることが期待される。

 プライバシー保護機能も強化され、Flash Playerの中に蓄積されているローカルストレージをブラウザー設定画面から削除できる。これまでFlash PlayerのローカルストレージはAdobeのウェブサイトにアクセスして削除しなければならなかった。

 このほか、Mac OS自動アップデート通知機能をサポートし、セキュリティ機能を強化している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/5/13 11:56