100GbEのIX実証実験に世界で初めて成功、インターネットマルチフィードなど

　インターネットマルチフィード株式会社（MF）、株式会社インターネットイニシアティブ（IIJ）、NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）の3社は1日、世界初の超高速100ギガビットイーサネット（100GbE）IXの共同実証実験に成功したと発表した。

　実験では、シスコシステムズ合同会社、ジュニパーネットワークス株式会社、ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社などが協力。100GbEを実装した各社のルーター／スイッチを相互接続し、IXにおいて100GbEを適用した際の物理レベル／ネットワークレベルの相互接続性、光切替装置との相互接続性、経路制御の相互接続性、IXネットワークの冗長構成、100Gbpsのトラフィックを流した際の性能などを確認したという。

　IX事業を展開しているMFでは今後、100GbEサービスの仕様や価格を検討し、2011年内の提供開始を目指す。一方、IIJとNTT Comでは、増大するIX経由のトラフィックに対応するために同技術の導入を検討するとしている。