iアプリで利用する「Evernote for i-mode」提供開始
米Evernoteは、メモや写真などを記録できる個人向けクラウドサービス「Evernote」で、NTTドコモのiモード端末から利用できるiアプリ「Evernote for i-mode」の提供を開始した。iモード版「ドコモマーケット」で配信され、利用料は無料。
「Evernote」は、パソコンやスマートフォンなどから利用できるクラウドサービス。テキストや写真、音声を記録でき、保存したデータは同じアカウントでログインすれば他のデバイスから利用できる。今回の「Evernote for i-mode」は、iモード端末でEvernoteの機能が利用できるiアプリ。これまで、携帯電話ではスマートフォンのみ対応していたが、2008年冬モデル以降のiモード端末でも「Evernote」が利用できるようになった。
「Evernote for i-mode」の基本的な機能として、ノートブックの一覧表示やノートの作成、表示、タグの編集、本文検索などが用意されている。マルチメディアファイルは、JPEG、GIF、PNGの表示に対応し、サイズが大きな画像は縮小して表示する。カメラで撮影して、その写真を保存することもできるが、動画や音声は非対応となる。位置情報をあわせて記録することもでき、同社ブログでは「旅行先で立ち寄ったレストランで食べたメニューのメモを残せば、後から場所もすぐわかる」と具体的な利用シーンが紹介されている。
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(関口 聖)
2011/6/9 19:25
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