イメーション、米国FIPS認定の暗号モジュール搭載USBメモリ/外付けHDD
イメーション株式会社は、セキュリティ機能を搭載した記録メディア「DEFENDER COLLECTION」シリーズのUSBフラッシュメモリとUSB外付けハードディスクを7月21日に発売すると発表した。
パスワード認証対応のUSBメモリ「F200」 | パスワード/指紋認証対応のUSBメモリ「F200+BIO」 | パスワード/指紋認証対応の外付けハードディスク「H200+BIO」 |
米国政府が暗号モジュールを調達する際の要件となる規格「FIPS 140-2」レベル3の認定を取得したという独自開発のプロセッサーを搭載し、256ビットのAES暗号化機能をハードウェア本体に備える。パスワードや指紋によるユーザー登録設定などを行うデバイス管理ソフト「ACCESS STANDARD」がプリインストールされているため、PCへの特別なソフトのインストール不要で利用できるとしている。誤ったパスワードや未登録の指紋入力が繰り返された場合、保護モードへの切り替えやデータ領域の初期化を行う仕組みとなっている。
さらに筐体も強固な設計とし、衝撃からデータを守るとともに、外部からの物理的な分解・改造からもデータを保護するとしている。USBメモリ本体は、防水・防塵機能も備える。
容量ラインナップは、パスワード認証対応のUSBメモリ「F150」が2GB/4GB/8GB、指紋認証にも対応した「F200+BIO」が2GB/4GB/8GB、パスワード/指紋認証対応の外付けハードディスク「H200+BIO」が500GB。価格はオープンプライスだが、市場想定価格はF150が7500円(2GB)から、F200+BIOが1万2500円(2GB)から、H200+BIOが3万9500円。対応OSは、Windows 7/Vista/XP、Intel CPUのMac OS X 10.5以降。
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(永沢 茂)
2011/6/21 17:48
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