Googleロゴのデザインコンテスト、今年のテーマは「将来やってみたいこと」


 グーグル株式会社は、小中校生を対象としたGoogleロゴのデザインコンテスト「Doodle 4 Google 2011」の実施概要を発表した。今年のテーマは「将来やってみたいこと」。

 まず、参加の申請を9月9日まで受け付け、作品の応募は9月28日締め切りとなる。学校の先生の指導のもと、クラスや部活動など20名以上1グループ単位で参加するかたちだが、震災の影響によりグループでの参加が困難な人に限り個人での参加も受け付けるとしている。各賞の受賞作品は、11月下旬に発表。グランプリ作品は、Googleのトップページに掲載される。

 Doodleとは、偉人の誕生日や何かの記念日などちなんだデザインのGoogleのロゴのことで、一般にはホリデーロゴと呼ばれている。Doodle 4 Googleは、そのデザインを子供から募集するコンテストで、世界31カ国で開催されている。日本では2009年に初めて開催され、今年で3回目。

 グーグルでは、今年のテーマ「将来やってみたいこと」を通して、やってみたい仕事や一度は挑戦してみたいこと、いつかは行ってみたい場所など、いろいろなものが表現できると説明するとともに、「二人の学生の夢と情熱からスタートしたGoogleは、こどもたちの強い想いで描かれる将来の夢も、いつかきっと叶うと信じています」と述べている。

 なお、今回は東日本大震災へのグーグルの取り組みの一環として、応募1作品につき100円を寄付するとしている。被災地で活動している団体を通じ、被災地の子供たちの支援に役立てる。

 2010年のDoodle 4 Googleは「地球のなかまたち」というテーマで開催され、約9万点の応募があった。

2010年ののグランプリ作品




関連情報


(永沢 茂)

2011/6/27 06:00