米foursquareが5000万ドルの新規資金調達を発表～「実世界にレイヤーを作る方法を見つける」

　米foursquareは24日、新たに5000万ドルの資金調達を行ったことを発表した。

　この資金調達のリードインベスターは大手ベンチャーキャピタルAndreessen-Horowitzだ。同社はこれまでO’Reilly AlphaTech Ventures、Union Square Ventures、Spark Capitalから資金調達を行っている。

　foursquareはこの資金を用いて、エンジニアの雇用、店舗が提供するサービスの発展、国際市場への展開、その他新しい取り組みをスピード感を持って進めていく考えだ。同社従業員は昨年だけで10名から70名以上に増加し、現在のユーザー数は1000万人を超えたとしている。

　foursquareは当初、場所にチェックインしてバッジを集めるゲームとして認知されていた。しかし最近では実店舗に客を誘致するためのマーケティングツールとして重要性を増してきている。同社はこのことを明確にし、「新しい場所を発見し、友人と繋がり、訪れた場所で新たな関係を築きあげ、実世界にテクノロジーを使ってレイヤーを作るための新しい方法を見つけることにある」とのビジョンを力説している。