Google Docsのアップロード最大ファイルサイズが10GBに増加


 Googleは、Google Docsに一度にアップロードできる最大容量が、これまでの1GBから10GBへと大幅に増量したことを発表した。Google Docs開発チームのScott Johnston氏がGoogle+で発表、Google Docsの英文ヘルプページにも記載が追加されている。

 ただし、利用できる無料ストレージ容量は1GBと変わらないため、10GBをアップロードする場合は有料プランを申し込む必要がある。有料の追加容量は、年間5ドルの20GBから、年間4096ドルの16TBプランまで用意されている。

 また、10GBをアップロードする場合、ファイルは無変換に限られる点は注意が必要だ。Google Docs形式に変換できるファイルの最大サイズは、文書は1MB以下、スプレッドシートは1シートあたり最大256列で最大40万セル、プレゼンテーションは10MB以下など、ファイルのタイプ別に定められている。このため、Google Docs形式に変換する場合は、10GBのファイルまたはフォルダをそのままGoogle Docs形式に変換することはできないことになる。

 Google Docs形式に変換せず、ローカルディスク上のファイルをそのままストレージに保存するだけならば、ファイルタイプに関わりなく、10GBまでが一度に保存可能だ。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/7/25 06:00