ACCESSPORT、Android-PC間のデータ連携ソフト「smapoke」β版を無料公開


 ACCESSPORT株式会社は5日、Androidアプリの検索やインストールをPC上で行うためのサポートソフト群「smapoke(スマポケ)」を発表した。無料β版としてアプリの公開を開始しているが、近日中にAndroid端末内データをPCへバックアップする機能が追加される予定。PC版クライアントソフトの対応OSはWindows 7/Vista/XP。


「smapoke」のロゴマークPCにインストールして利用する「smapoke」。Android端末内アプリの管理がPCから行える

 smapokeは、Android端末にインストールするアプリ「smapoke market」と、PCにインストールするクライアントソフト「smapoke」の2種類のツールから構成される。いずれのツールにも「マーケット機能」が搭載されており、人気ランキングやカテゴリーなどをもとにAndroidアプリを探せる。

 また、USBケーブルなどを使ってPCとAndroid端末を連携させることで、Android端末内アプリの管理がPC上から行える。アプリの一覧が確認できるだけでなく、個々のアプリごとにアンインストールやバージョンアップの作業ができる。

 ACCESSPORTではsmapokeの開発経緯について、「急速にAndroid端末が普及していく一方で、市場にはまだPCと連携した『iTunes』のような一元管理ツールがなく、ユーザーからもその誕生が待ち望まれている」と説明。近日中に、Android端末内の写真、アドレス、ショートメールをPC側のローカルフォルダーへバックアップする機能も追加する。同様に、「smapoke Market」上からAndroidアプリをインストールする際にウイルスチェックを行う機能も提供する予定。


Androidアプリ「smapoke market」では、マーケット機能が利用可能PC版クライアントソフトからもAndroidアプリが探せる

関連情報


(森田 秀一)

2011/8/5 13:08