ウェザーニューズ、緊急地震速報サービスで津波発生の危険性も通知
「The Last 10-Second」画面イメージ |
株式会社ウェザーニューズは6日、インターネット経由の緊急地震速報サービス「The Last 10-Second」をバージョンアップしたと発表した。
同サービスでは、自宅などの位置や震度の条件などをユーザーが登録しておくことで、地震が発生した場合、音声とともにPCのデスクトップ上に警告画面をポップアップ表示。登録位置までの地震到達予想時間のカウントダウンや推定震度などを伝える。
今回のバージョンアップにより、地震の情報に加え、地震の発生によって引き起こされる津波発生の危険性も通知する機能を追加した。
また、登録位置での推定震度をアナウンスするようにしたほか、従来は予想到達時刻の10秒前に開始していたカウントダウンを、10秒以上前から行うよう変更。3分前、2分前、60秒前、50秒前、40秒前、30秒前、20秒前の段階でもアナウンスできるようにした。PCの前にいなくても音声によって地震の到達予想時刻を知ることができるほか、音声は推定震度に合わせてボリュームを調整できるため、警告音の大きさによって瞬時に危険性を判断することができるとしている。
The Last 10-Secondは、個人向けサービスを「ウェザーニュース」の会員(月額315円)向けに提供している。Windows 7/Vista/XP/2000に対応する。なお、事業者向けサービス(月額1250円)は、近日中にバージョンアップ予定。
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(永沢 茂)
2011/9/7 12:25
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