電通とマクロミル、Facebook上での企業向けリサーチサービスを共同開発
株式会社電通と株式会社マクロミルは26日、企業がFacebookのプラットフォーム上で実施できるリサーチサービスを共同で開発し、10月中旬より提供開始することで基本合意した。
実名性を前提としたFacebookは、企業にとって自社サービスを支持するユーザーとの対話の場としての期待が高いが、意見を収集する仕組みが十分ではなかったという。そこで両社は、マクロミルのリサーチサービスをFacebookプラットフォーム上で利用できる仕組みとして、「ADリサーチTYPE」と「モジュールTYPE」という2種類のサービスを開発した。
ADリサーチTYPEは、電通が独占販売権を持つFacebookのプレミアム広告でアンケートの告知・誘導を行い、企業のFacebookページでアンケートを実施できる。また、ユーザーのプロフィール情報によって配信先を設定できるFacebookのマーケットプレイス広告を活用し、特定の地域や勤務先に所属するユーザー向けのアンケートも行える。モジュールTYPEは、企業のFacebookページ内にアンケートを実施できる機能を導入できるサービス。
なお、アンケートの回答結果には、Facebookアプリ認証にてユーザーから許可を得たプロフィール情報なども付加して収集できる。そのため、これまで把握できなかったユーザーの属性をより詳しく知ることができるとしている。
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(増田 覚)
2011/9/26 17:09
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