個人所有のデジタル資産、平均自己評価額は3万7438ドル


 マカフィー株式会社は27日、個人が保有する「デジタル資産」に関する調査結果を発表した。それによれば、ユーザーが自己評価したデジタル資産の価値は、全世界平均で3万7438ドルに上る一方で、3人に1人以上が自分のデジタルデバイスに対して十分なセキュリティ対策を施していなかったという。

 調査は米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、オランダ、オーストラリア、日本の計10カ国で3000人以上のネットユーザーを対象に実施。自分の所有する写真や動画、個人情報、娯楽や趣味関連のデータなどのデジタル資産の評価額について、自己評価してもらった。

 その結果、世界におけるデジタル資産の平均評価額は3万7438ドル。国別で最も高かったのは米国の5万4722ドル、最も低かったのスペインの1万7476ドル、日本は6番目で2万3938ドルだった。

 また、データを破損した場合、ユーザーが回復不可能だと考えているデジタル資産の全体に占める割合は27%。回復不可能と考えているデジタル資産のうち73%は、写真や動画などの個人的な思い出で、平均評価額は1万8919ドルだった。そのほかのデジタル資産の評価額としては個人情報が6956ドル、キャリア関連情報が3798ドル、エンターテインメント系データが2848ドル、メールやメモが2825ドル、趣味や娯楽関連のデータが2092ドルなど。

 デジタル資産を守るセキュリティ対策については、全体の86%が「セキュリティ製品を購入することは有益」と認めている一方で、セキュリティ対策を導入してないデバイスを持っているという人は全体の36%を占めたほか、一切セキュリティ対策を導入していないという人も7%見られた。


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(増田 覚)

2011/9/27 15:30