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米Amazon.com、「Kindle」の新モデル3機種を発表、最安79ドルから

上位機種はタッチスクリーンや無料3G接続も


 米Amazon.comは28日、電子書籍リーダー「Kindle」の新モデル3機種を発表した。より軽く高速になったエントリーモデルが79ドル、タッチスクリーン付きのモデル「Kindle Touch」が99ドル、無料3G回線付きのモデル「Kindle Touch 3G」が149ドルで提供される。

 79ドルのエントリーモデルは同日販売開始。他の2機種は米国内で予約受け付けを開始しており、11月21日出荷開始予定となっている。

 3機種とも6インチE-Ink Pearlディスプレイ(解像度600×800)を採用している。今回は、大型画面の「Kindle DX」の新モデルは発表されていない。

79ドルのエントリーモデル

 79ドルの最安値Kindleは重さが170g、サイズは166×114×8.7mm。内蔵ストレージは2GB、Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n、電池持続時間は1日30分利用する場合、Wi-Fiオフで1カ月、オンで3週間となっている。

 99ドルのKindle Touchは若干大きめで、重さが213g、サイズは172×120×10.1mm、内蔵ストレージは4GB、電池持続時間は1日30分利用した場合、Wi-Fiオフで2カ月、オンで6週間となっている。

 最上位モデルのKindle Touch 3Gは、重さ220g、サイズは172×120×10.1mmで、Kindle Touchとほぼ同じ。ストレージ容量は4GB、電池持続時間は3G回線の利用状況によって異なる。3G回線は、米国内ではAT&Tを利用する。3G接続のための別途契約や月額費用は不要。ただし、米国限定で発売されていることに注意が必要となる。

Kindle Touch

 今回の新モデルにはすべて「Amazon Special Offers」とスポンサー付きスクリーンセーバーが内蔵されている。このサービスが提供されないKindleの前モデルも引き続き販売されている。

 また、新機能として「X-Ray」が搭載された。これは、これまでの辞書検索機能に加え、ページ中のわからない言葉に対して、WikipediaとAmazonによるコミュニティ百科事典「Shelfari」の記事をその場で表示できるというものだ。Amazonでは、Amazonのクラウド技術や言語処理技術、機械学習技術などを使ってX-Rayを開発したとしており、そのビジョンは「全書籍中の重要なフレーズを集めることにある」と説明している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/9/29 11:24