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米Google、検索アルゴリズムを変更、タイムリーな検索結果を上位に


 米Googleは3日、同社の検索アルゴリズムに変更を加えたことを発表した。検索の約35%が影響を受けるとしている。

 この変更によって、利用者が探している可能性がより高い、タイムリーで最新の情報を提供することを目的としている。

 この新しい検索アルゴリズムでは、情報の新しさが主に3つに分類されている。1つ目は、現在進行中の最新事件や、話題となっているトレンドの情報だ。この例として、現在進行中の政治的デモや、最新のスポーツイベントなどを挙げている。こうした出来事についての検索を行うと、数分以内の最新ニュースや、それに関する品質の高い記事が掲載されるようにしたとしている。

 2つ目は、定期的に開催されるイベントなどの情報だ。これらの例として、年に一度行われる会議や、米国大統領選挙などを挙げている。こうした情報の検索では、50年前の情報ではなく、直近に開催されたイベントについての検索結果を提供するとしている。また、スポーツの最新スコアや、企業の業績報告などもこのジャンルに入る。

 3つ目の分類は、情報の内容は頻繁に変わるものの、大きなニュースでもなければ、トレンドにもなっていない種類の事柄がある。例えば、一番良さそうな一眼レフカメラを検索したり、購入予定の車種のレビューを検索するケースがありうる。こうした場合、最新情報に基づくレビューを表示するとしている。

 最新の情報が重視される傾向にあるとしても、Googleでは、依然として古くても有用な情報も提供し続けることを明記している。いずれにしても、検索内容によって情報の新しさに対するニーズは異なる。今回のアルゴリズム変更が行われたのはそのためだ。

 このようなシステムは、昨年導入されたGoogleの新しいインデックスシステム「Caffeine」によって実現できたという。Caffeineでは、これまでにない規模で、ウェブクローリングとインデックシングを行えるようになり、その結果、このアルゴリズム導入が可能になったと説明している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/11/4 11:29