「Thunderbird 11」公開、タブをメニューバーの上に配置
Mozillaは14日、メールソフト「Thunderbird」の最新版となるバージョン11を公開した。Windows版、Mac版、Linux版がMozillaのサイトからダウンロードできる。
Thunderbird 11では、ユーザーインターフェイスを刷新し、タブをメインメニューバーの上に配置。ナビゲーションを円滑にするとともに、利用シーンに最適化した。
また、13日に公開したウェブブラウザー「Firefox 11」と同様に、レンダリングエンジンとしてGecko 11を搭載し、8件の脆弱性を修正した。
既存のThunderbirdユーザーに対しては、近日中に自動更新機能を通じてバージョンアップが提供される。Mozillaでは、通常は新バージョンの公開とともに自動更新機能を通じた配布を行なっているが、今回はマイクロソフトの月例セキュリティ更新プログラムと日程的に重なったため、影響を見極めた後に自動更新による配布を行うとしている。
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(三柳 英樹)
2012/3/15 14:54
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