「Google Earth」Android/iOS版がKMLをサポート、各種コンテンツ閲覧可能に


 米Googleは14日、「Google Earth」のAndroid/iOS版アプリの新バージョン「Google Earth 6.2」を発表した。Android版はAndroid 2.1以上に対応しており、すでにGoogle Play(旧Android Market)で公開されている。iOS版はApple App Storeで近く公開される見込み。

 Android/iOS版アプリでもKMLファイルをサポートした。これにより、カスタマイズされた地図やレイヤーなど、Google Earth用に提供されているさまざまなコンテンツをモバイルデバイスでも利用可能になったとしている。ウェブ閲覧中などに見つけたKMLファイルのリンクをクリックすると、自動的にGoogle Earthアプリが起動して読み込まれる。ユーザーやサードパーティが作成したGoogle Earth用コンテンツを公開しているサイト「Google Earth Gallery」もアプリから利用できる。

Google Earth用コンテンツの例。U.S. Geological Surveyによるリアルタイム地震マップ(Google Lat Long Blogより画像転載)

 このほか、ナビゲーションも改善。また、Android版では共有機能を追加し、表示している地図のスクリーンショットをGoogle+やGmail、その他のアプリケーションを使って友人と共有できるようにした。


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(永沢 茂)

2012/3/15 16:11