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一から書き直された「Wikipedia Mobile」iOSアプリ公開〜全文検索やオフライン機能も


 Wikipedia等を運営するWikimedia Foundationは4日、日本語にも対応した「Wikipedia Mobile」公式iOSアプリを公開した。iTunes App Storeから無料ダウンロードできる。

 今回リリースされた「Wikipedia Mobile」は新しく書き直され、各国語に対応。日本語にも対応した。Android版は2カ月前に既に公開されており、このiOSアプリはAndroidアプリと同等の機能を持つ。全文検索、おすすめ検索、オフラインページ保存、TwitterやFacebookへの共有、地図や位置情報の利用、表示履歴機能などを搭載する。そのほか、デフォルト言語の設定、現在読んでいる記事を他の言語に切り替えて読める機能も備えた。

日本語にも対応したiOSアプリ「Wikipedia Mobile」

 今回の発表に合わせ、Androidアプリもバージョン1.1へとアップデートされた。Androidアプリの新バージョンでは、クイック検索バーの統合、Wikipedia URLを開く際にWikipediaアプリから開けるようになったほか、全文検索や検索サジェスト機能も搭載された。 また、今回から利用している地図データはGoogleマップからOpenStreetMapに切り換えた。ここでもGoogleマップ離れがみられる。しかし、すべての知識を無料で提供したいと考えているWikimedia Foundationにとっては、この乗り換えは自然な方向性と言えそうだ。

 開発に際しては、HTML5、CSS3、JavaScriptといったオープン技術を利用。また、PhoneGapと呼ばれていたApache Cordovaを使用し、最少のコーディングで大多数のプラットフォームに対応できるようになった。

 Wikimedia Foundationでは今後、アプリのリリースサイクルを2週間間隔へと高速化する計画も立てている。



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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/4/9 06:00