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Googleが株式分割へ、創業者の影響力維持のため


 米Googleは12日、同社の株式を分割する計画を明らかにした。既存の株主に対して、議決権のない新しい種類の株式を付与し、実質的には1対2の株式分割を行う考え。

 Googleの株式は現在、1株に1議決権がある「クラスA株式」、創業者らが保有する1株10議決権の「クラスB株式」があるが、新たに議決権のない「クラスC株式」を発行する。既存の株主は保有株1株につき、クラスC株式1株を受け取る。株式分割時には株価は半分になるが株主の株式総額は変わらず、議決権も従来と同じ。

 Google創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏は12日に公開した書簡において、従業員への株式報酬や株式による買収を行うことによって、創業者の議決権が希薄化する恐れがあると説明。同社の取締役会で慎重に検討した結果、創業者主導型のアプローチを維持することが、株主やユーザーにとって最善の利益であるという結論に達したため、創業者の議決権を希薄化しない株式を発行することになったとしている。


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(増田 覚)

2012/4/13 18:28