au初のAndroid 4.0搭載スマホ、日本市場向けに開発された「HTC J」


 KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は、auブランドで初めてとなるAndroid 4.0を搭載した「HTC J ISW13HT」を5月下旬以降に発売する。

HTC J ISW13HT

 「HTC J」は、KDDIとHTCが共同で日本市場向けに特化して開発したオリジナルモデル。OSに最新のAndroid 4.0を採用し、通信はCDMAとWiMAX(下り最大40Mbps)に対応。最大8台までのテザリングも利用できる。

 日本市場向けに、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報などの機能を備えるとともに、「音とカメラにこだわった」モデルとしており、本体にはヘッドホン「Beats by Dr Dre urBeats In-Ear Headphones」が付属。このヘッドホンを本体に挿すと「Beats Audio」が起動し、音楽や動画、ゲームなどを高音質で楽しめるという。

 カメラは、背面(約800万画素)と正面(約130万画素)の2つを搭載。F2.0の明るいレンズを採用し、ホーム画面からは0.7秒でカメラが起動。0.2秒のオートフォーカス機能も備え、素早く撮影ができるとしている。

 CPUはデュアルコアのMSM8660A(1.5GHz)、ディスプレイは約4.3インチ有機EL。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに対応する。内蔵メモリは16GB、外部メモリカードはmicroSDHC(32GBまで)。カラーバリエーションはレッド、ホワイト、ブラックの3色。本体サイズは約66×132×10.0mm(最厚部約11.2mm)。重量は約142g。


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(三柳 英樹)

2012/4/20 17:27