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埋もれた良アプリとの出会いを支援するアプリ「Pickie」


 株式会社エウレカは3日、アプリマーケットに“埋もれている”価値の高いアプリを見つけられるというアプリ「Pickie(ピッキイ)」を公開した。iPhoneアプリはApp Storeから、AndroidアプリはGoogle Playやauスマートパスから無料でダウンロードできる。ログインにはFacebookアカウントが必要。

 Pickieではまず、「無料通話」「動物」「ツンデレ」といったキーワードをランダムに提示し、各キーワードに関連するアプリをスクリーンショットとともに紹介する。これにより、アプリとの偶発的な出会いを提供するという。気になったアプリは「Pick」ボタンで登録しておけば、後からまとめてダウンロードできる。

 また、独自のアルゴリズムにより、類似度の高いPickieユーザーが使っていて、自分が使っていないアプリを薦める機能を搭載。Facebookのつながりから、Pickieを使っている友達がどんなアプリを持っているかもわかる。友達に知らせたくないアプリは非表示にすることも可能だ。

 ビジネスモデルとしては、アプリのダウンロードに応じたアフィリエイトで収益化を図るほか、Pickieにアクセスした際に提示されるキーワードを販売することも検討している。例えば、「物件」というキーワードをアプリ開発者に販売することで、その開発者のアプリが優先的に表示されることになる。また、ユーザーが使っていたり、「Pick」したアプリに応じた広告配信も行う予定だ。

 Pickieは、KDDIが主催するスタートアップ支援プログラム「KDDI∞Labo」の第2期にも採択されたサービス。開発元のエウレカの赤坂優代表取締役CEOによれば、現在App Storeには65万件のアプリがあるというが、ユーザーが出会えるアプリはランキングやオススメに入るアプリが大半だと指摘する。「常に目に付くのは、全体の0.003%程度」といい、埋もれている数十万のアプリを見つけやすくするためにPickieの開発に着手した。

 例えば、App Storeでは有料と無料に分けてアプリを紹介しているが、Pickieはその壁をなくし、キーワードを軸にアプリを見せているのも特徴。これによって、無料アプリでなければ見向きもしないユーザーを引き込めるといい、「埋もれていた面白くて価値の高いアプリをユーザーに見せられる」と話している。


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(増田 覚)

2012/9/4 12:00