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小説はスマホで、コミックはPCで〜電子書籍のジャンルごとに端末分ける傾向


 株式会社エムティーアイは6日、「電子書籍の利用動向に関する調査」の結果を発表した。調査は6月、書籍および電子書籍に興味のある20〜69歳の960人を対象にインターネットで行ったもの。

 回答者における電子書籍の利用経験者は58.0%(「1年以内に利用したことがある」49.1%、「以前利用したことがあるが、1年以内には利用していない」8.9%の合計)。特に20〜24歳代では73.2%に上った。

 読んでいる電子書籍のジャンルは、漫画・コミックの45.2%、小説の46.3%が、他のジャンルと比べて圧倒的に多かった。紙の書籍で読んでいるジャンルでも小説が54.5%、漫画・コミックが41.0%と多いが、紙では46.5%あった雑誌は、電子書籍では12.7%にとどまっている。ジャンルによって需要が異なるとしている。

 電子書籍での利用が多い小説と漫画・コミックの2ジャンルの利用者に、それらを読むのに使っている端末についても聞いている。これによると、小説はスマートフォンが49.5%、パソコンが34.9%、タブレットが27.5%、携帯電話が16.1%、その他6.0%。一方、漫画・コミックでは、パソコンが50.7%、スマートフォンが39.4%、タブレットが20.2%、携帯電話が18.3%、その他1.9%。小説はスマートフォンで、コミックはパソコンで読む人が多いことがわかり、ジャンルごとに端末を分ける傾向にあると指摘している。

 エムティーアイではこのほか、15〜49歳の女性750人を対象に実施した、電子書籍の利用状況やニーズの高いジャンルなどについての調査の結果も報告している。


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(永沢 茂)

2012/9/7 18:20