クラウド型名刺リーダーと「Pocket WiFi」のセット販売


 オーリッドとイー・アクセス(イー・モバイル)は、Wi-Fi対応の名刺スキャナーおよび名刺データ化サービスと、データ通信サービスをセットにして、9月10日より販売する。

 今回提供されるのは、オーリッドの「KYBER SmartCardBox(カイバースマートカードボックス)」と、イー・モバイルのデータ通信を組み合わせたもの。「KYBER SmartCardBox」はネット接続できる名刺スキャナーで、読み取ったデータは、クラウドに送信され、OCRで認識したテキストデータが正しいかどうか、人力でチェックし、誤変換を減少させる仕組みとなっている。スキャンしたデータはマルチデバイスに対応し、スマートフォンやタブレットから確認できる。

 一方、データ通信サービスとして「Pocket WiFi LTE(GL04P)」「Pocket WiFi(GP01)」が選べるほか、Androidスマートフォンの「GS03」も選択できる。端末によって、後述する通り、初期費用や月額利用料が異なる。

2年契約、期間中は名刺データ枚数に制限なし

 「Pocket WiFi LTE(GL04P)」の場合、初期費用は0円、月額5480円となる。「Pocket WiFi(GP01)」も初期費用0円で、月額4980円。「GS03」は初期費用2万9900円で、月額5380円。なお、たとえば「Pocket WiFi LTE(GL04P)」の場合、毎月一定額が割引される「アシスト2900」が適用されるとのことで、中途解約の場合、「アシスト2900」のプランに則った解除料がかかる。

 2年間の契約期間中は、名刺の読み取り数に制限はない。

 まずは法人直販窓口で取り扱われ、今後はオンラインショップ、イー・モバイルショップなどでも販売される。個人ユーザーでも契約できる。

 なお、「KYBER SmartCardBox」は通常、スキャナー単体および名刺データ化利用権がセットになって販売されており、その価格は、1年利用で2万4900円、2年利用で3万9900円となっている。


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(関口 聖)

2012/9/7 18:54