MSが9月の月例パッチ2件を公開、主に企業向け製品の脆弱性を修正
日本マイクロソフト株式会社は12日、月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)とセキュリティ情報2件を公開した。脆弱性の最大深刻度は2件とも、4段階で上から2番目に高い“重要”。
「MS12-061」は、ソフトウェア開発ツールの「Visual Studio Team Foundation Server 2010」に影響のある1件の脆弱性を修正する。脆弱性が悪用された場合、ウェブページを表示した際に特権昇格が起きる可能性がある。
「MS12-062」は、企業向け管理プラットフォームの「System Center Configtation Manager」に影響のある1件の脆弱性を修正する。脆弱性が悪用された場合、ウェブページを表示した際に特権昇格が起きる可能性がある。
このほか今月は、Internet Explorer上で古いActiveXコントロールの実行を無効にするための更新プログラムを公開している。更新プログラムでは、3件のCisco製のActiveXについて、実行不可とするKill Bitを設定する。
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(三柳 英樹)
2012/9/12 12:23
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