「Google Takeout」がYouTubeに対応、動画をZIPにまとめてダウンロード可能
米Googleは26日、同社のクラウド上に保存されているユーザーの各種ファイルをまとめてダウンロードできるサービス「Google Takeout」が、YouTubeの動画にも対応したと発表した。
Google Takeoutは、例えばユーザーが他社サービスに移行したい場合など、Googleに預けてあるデータの持ち出しを容易に行える機能を提供するもの。Googleのエンジニアリングチーム「Data Liberation Front」(データ解放戦線)が手がけている。
Google Takeoutではこれまで、Google DocsやPicasa ウェブ アルバム、アドレス帳などのデータに対応していた。ユーザーは、自身のアカウントでこれらのサービスに保存されているデータを、サービスごとに、あるいは全部まとめてZIPに固めて一括ダウンロードできる。
自身がアップロードした動画をダウンロードする機能はYouTube側にも従来からあり、「動画の管理」画面において、個々の動画をMP4ファイルでダウンロードできる。
これに対してGoogle Takeoutでは、アップロードしてある動画を全部まとめてダウンロードできるため効率的だ。また、変換されていない、アップロードした時の状態の動画ファイルをそのままダウンロードできる点も特徴だという。
データの持ち出し元として、YouTubeを選択した画面(Data Liberation Blogより画像転載) |
関連情報
(永沢 茂)
2012/9/28 14:51
-ページの先頭へ-