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“遠隔操作ウイルス”作者の犯行声明か、TBSに「私が真犯人です」とのメール


 TBSは15日のニュースで、“遠隔操作ウイルス”に感染したPCから他人になりすまして無差別殺人などの犯行予告がネットに書き込まれた事件に関して、「私が真犯人です」と題したメールが同社に届いたと報じた。

 TBSによると、メールは10日夜に送信されたもの。信ぴょう性を検討した結果、警察が公表していない詳細情報も含まれていたことなどから、犯人側から送信された可能性があると判断したとしている。このメールでは、大阪と三重で起きた遠隔操作ウイルスによる事件について自身が犯人であるとした上で、目的について「警察・検察をはめてやりたかった」などと述べているという。

 遠隔操作ウイルスについては、ソースコード内に日本語が使われていることがウイルス対策ベンダーの解析によってわかっており、作成者が日本語に精通していることなどが指摘されていた。

 トレンドマイクロによると、インターネットに書き込みをするという意味の「かきこ」が、ソースコード内部で変数文字列「kakiko」として使われていたほか、書き込みが完了したことを攻撃者が確認する目的で用意されたとみられる「書きこみが終わりました」という文字列もあったという。また、不正プログラムの自動作成用に出回っているツールではなく、作成者によって一から作り込まれたプログラムであることも指摘していた。

 このほかシマンテックでも、コードが日本語のウェブサイトから取られていることも判明したと伝えていた。


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(永沢 茂)

2012/10/15 15:36