キングソフト、「KINGSOFT Internet Security 2013」提供開始
キングソフト株式会社は23日、総合セキュリティソフトの新バージョン「KINGSOFT Internet Security 2013」を同日よりダウンロード提供すると発表した。広告付き無料版のほか、1年版(980円)、無期限版(1980円)をラインナップする。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP。
メイン画面 |
ウイルススキャン時の処理やパターンファイルの保存といった従来はクライアントソフト側で行なっていた処理の大部分をクラウドサーバー側で行うことで、処理能力の向上とPCへの負荷軽減を図るなど、高速化と軽量化を追求したという。
新機能としてはまず、ウイルスの侵入経路を監視してシステムへの侵入前にブロックするための「外部コンテンツガード」がある。具体的には、不審なウェブサイトの読み込みを防ぐ「インターネット保護」、インスタントメッセンジャー経由の侵入を防ぐ「IM保護」、同じく動画サイト経由に対応する「動画保護」、ダウンロードページに対応する「ダウンロードの監視」、USBメモリ挿入時にスキャンする「USB自動スキャン」という項目がある。
外部コンテンツガード |
ウェブカメラを遠隔操作して映像を無断で外部に送信するウイルスに対処するための「WEBカメラの監視」機能も追加。カメラ使用時に警告を表示することで、カメラの不自然な動作をブロックする。また、管理者権限のパスワード、日付と時刻、リモートアクセス設定などの設定項目を監視し、不必要な動作を阻止する「リモートアクセス監視」機能も搭載した。
同梱するシステムメンテナンスソフト「KINGSOFT System Defender」では、「不要ファイルの削除」「起動高速化」「スタートアップ制御」など従来からの機能に加えて、「プログラムのアンインストール」機能を搭載した。通常の手順ではアンインストールできない、プログラムと関連するファイルをフォルダごと強制的に削除できるという。
KINGSOFT Internet Security 2013には、通常版のほか、基本容量30GB(最大50GBまで拡張可能)のオンラインストレージ「KDrive」付属版もある。
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(永沢 茂)
2012/10/23 13:31
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