出版デジタル機構、「kobo」に電子書籍コンテンツを提供
株式会社出版デジタル機構は2日、楽天グループのKobo Inc.と提携し、出版デジタル機構が提供するコンテンツを配信・販売することで合意した。
出版デジタル機構は、電子書籍制作と配信のサポートなど出版物のデジタル化推進を目的として、官民ファンドの産業革新機構と講談社や集英社といった出版社などの出資により設立された企業。10月12日現在では354社が賛同出版社に名前を連ねている。
今回のKoboとの提携により、出版デジタル機構が代行パートナーとして協力している経済産業省の「コンテンツ緊急電子化事業」によって電子化されるコンテンツのうち、EPUBフォーマットで制作されるコンテンツが、koboに提供・販売される。
出版デジタル機構では、あらゆる電子書店と取引することを目標としており、今回のkoboへの配信もその一環と説明。10月26日には、紀伊國屋書店「Kinoppy」への配信を発表している。
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(三柳 英樹)
2012/11/2 18:50
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