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iOS 6の地図アプリ利用が命に関わる可能性も、豪警察が利用を控えるよう警告
(2012/12/10 19:15)
iOS 6の地図アプリによるナビゲーションの間違いが、ドライバーの命に関わる可能性のある問題を引き起こしているとして、オーストラリアのビクトリア州警察は10日、州内をドライブする際にはiOS 6の地図アプリに頼らないよう注意を促した。
州警察によると、ビクトリア州内のMilduraという街をiOS 6の地図アプリで検索すると、実際の位置からは約70km離れたMurray Sunset国立公園の中にあると表示されてしまうという。
この場所には水の供給がなく、気温が46度にも達することがあるため、州警察では非常に懸念していると説明。実際に、食料も水もない状態で24時間以上立ち往生したドライバーや、電波を受信するために危険な場所を長距離移動したドライバーもいるという。
州警察では、この問題についてAppleに連絡して解決を図っているとした上で、それまでの間はビクトリア州内では他の地図サービスを利用するよう求めている。