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Oracle、Javaのセキュリティアップデートを2月19日に再度公開

 米Oracleは8日、2月1日に公開したJavaのセキュリティアップデートについて、予定を早めて公開したため間に合わなかった脆弱性修正を加えたアップデートを、当初予定していた2月19日に公開することを明らかにした。

 Oracleでは、2月19日にJavaの定例アップデートを公開する予定だったが、Javaの未修正の脆弱性を悪用する攻撃が確認されたため、予定を早めて2月1日に「Java 7 Update 13」などのアップデートを公開した。しかし、予定を早めて公開することになったため数件の脆弱性修正が含まれておらず、当初予定通りの2月19日に改めてアップデートを公開するという。

 なお、2月19日に公開するアップデートは、2月1日公開のアップデートの内容も含まれる累積的なものになるという。このため、2月1日公開のアップデートを適用していない場合でも、2月19日公開のアップデートを適用することで今回対象となる脆弱性はすべて修正される。

(三柳 英樹)