ニュース

米Google、BloggerとGoogle+ページのデータエクスポート機能を提供

 米Googleは14日、Googleの老舗ブログサービスBloggerと、SNSサービス「Google+ページ」のデータエクスポート機能の提供を開始した。Googleのデータエクスポート機能をまとめて提供しているGoogle Takeoutページから利用できる。

 BloggerでエクスポートされるAtom XMLファイルはzipファイルにまとめられている。ダウンロードするまでに若干の時間がかかり、準備ができるとメールで通知される。XMLファイルで提供されているため、他のサービスが対応していればそのままインポート可能だ。もしだめな場合は適当に変換してインポートすることが必要となる。

 Google+ページのエクスポートでは、全投稿がHTMLファイルにまとめてアーカイブされ、サークルとアクティビティーはJSONファイルとしてアーカイブされる。

 Google+に関しては、すでにGoogle+サークルとGoogle+ストリームのエクスポート機能は提供されている。

 Google Takeoutでは、すでに多数のGoogleサービスのデータエクスポート機能が提供されている。この中にはYouTube、コンタクト、Googleリーダー、Picasaウェブアルバム、Googleドライブなどが含まれている。

 しかし、大多数が利用するサービスと考えられるGmailのエクスポートは提供されていない。ユーザーはMozilla Thunderbirdなどのサードパーティーメールクライアントや、その他有料、無料のバックアップソフトウェアを利用する必要があるのが現状だ。

(青木 大我 taiga@scientist.com)