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ヤフー、映画チケット共同購入「ドリパス」運営のブルームを買収

 リクエストの多い映画を映画館で上映するサービス「ドリパス」を運営する株式会社ブルームは11日、同社の全株式をヤフー株式会社に売却したことを明らかにした。ヤフーによる買収金額は非公開。

 ドリパスはウェブサイト経由で上映してほしい映画のリクエストを受け付け、リクエストが多かった映画を、ドリパスのスタッフが権利元と交渉する。交渉が成立すると、映画館での上映チケットが販売され、一定数売れれば映画館での上映が決まる仕組み。2010年8月のオープン以降、全国78館の映画館と提携し、3000タイトルの映画を扱ってきた。

 ヤフー傘下となったドリパスは、ブランド名も含めてサービスを継続して提供する。今後は、ドリパスで扱う映画を「Yahoo!映画」で宣伝したり、「GyaO!」で配信するなど、ヤフーグループのサービスとの連携を強化する。

ドリパスのサイト

(増田 覚)