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月額課金サービス契約者の4人に1人、月に一度も利用しないのに契約したまま

 株式会社ジャストシステムは3日、ウェブサービスの月額課金に関するアンケート調査の結果を発表した。月額課金サービスの契約者のうち4人に1人が、月に一度も利用しないにもかかわらず契約を継続しているサービスがあることがわかった。また、解約したいのまだ解約できていないサービスがあると回答した人も約3割に上った。

 調査は、ジャストシステムが提供しているインターネットアンケートサービス「Fastask」を利用して3月27日に実施したもの。対象は、Fastaskのアンケートモニターのうち20代~50代の男女2400人。

 これによると、PC、スマートフォン、携帯電話を使って閲覧・利用する月額課金サービスについて、44.8%の人が何らかのサービスを契約中だった。しかし、そのうちの24.5%
が、月額料金を支払っているにもかかわらず、月に一度も利用していないサービスがあったという。

 また、月額課金サービスの契約者のうち29.2%の人が、「退会・解約を検討したが、まだ退会・解約できていないものがある」と回答した。理由は「月額費用が少額のため、つい後回しになってしまった」(69.5%)、「つい忘れてしまった」(62.1%)、「退会方法を調べたが、複雑な手続きが面倒だった」(40.5%)などが多く挙げられた(いずれも「あてはまる」「ややてはまる」の合計)。

(永沢 茂)