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Android向けFirefoxに新フォント採用のベータ版

 Mozilla Japanは、ベータ版として提供している「Firefox Beta for Android」の最新版の提供を開始した。Google Playで配信されており、利用料は無料。機能を先行して搭載するベータ版のため、正式版の「Firefox for Android」とは別のアプリになっている。

 今回配信が開始された「Firefox Beta for Android」の最新版(Ver.21 ベータ版)では、新機能としてWebコンテンツの表示用フォントに「Open Sans」(オープン サン)と「Charis」(カリス)が搭載される。これらはAndroid版Firefox向けに最適化され搭載されるオープンソースのフォントで、ユーザーインターフェイスの美しさと視認性を高めるとしている。

 新機能としてはこのほか、長押しでメディアファイルが保存できるようになった。変更点として、CSSの一部の挙動やグラフィックの性能向上、HTML5のmain要素のサポート、開発者向けにリモートプロファイリングの実装などが挙げられている。

 なお、これらの新機能や変更を反映させたVer.21の正式版は、米国時間の5月14日に配信が開始される予定となっている。

(太田 亮三)