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マイクロソフト、不具合で配布を停止していた修正パッチの提供を再開

 日本マイクロソフトは24日、不具合が発生したため配布を停止していたセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)について、不具合を修正した新たな修正パッチの配布を開始した。

 不具合が発生していたのは、4月の月例セキュリティ情報として公開した「MS13-036」のうち、Windows 7/VistaおよびWindows Server 2008 R2/2008を対象としたNTFS.sysの修正パッチ「KB2823324」。この修正パッチを適用した場合、Kaspersky製品などを使用している環境でWindowsが正常に起動しないなどの不具合が発生することが確認され、KB2823324の配布は停止された。

 マイクロソフトでは、不具合を修正した新たな修正パッチ「KB2840149」の配布を開始。配布停止となった修正パッチ「KB2823324」については、不具合が発生していない場合でもアンインストールすることを強く推奨するとしている。

(三柳 英樹)