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バッファロー、賃貸アパート/マンションをWi-Fi化する工事事業

 株式会社バッファロー、株式会社バッファロー・IT・ソリューションズ、株式会社バッファローリースの3社は15日、賃貸集合住宅のWi-Fiブロードバンド工事事業「一棟まるごと!Wi-Fiアパート/マンション化工事」を、賃貸集合住宅のオーナーや不動産管理会社向けに開始すると発表した。

 建物内の配線に無線LAN方式を採用するため、外壁などの共用部分にアクセスポイントを設置する簡便な工事で導入可能。各戸にケーブルを引き込んで接続口を設置するための工事が必要な有線LAN方式と比べ、導入コストが抑えられ、工期も短くて済むのがメリット。一般的な有線LAN工事の導入コストが約85万円であるのに対して無線だけでは約45万円、一般的な有線LAN工事の工期が約1カ月かかるのに対して無線だけならば約10日に削減・短縮されるという。また、工事で各戸に立ち入る必要がないことから、既築の集合住宅に導入する際のネックとなっている居住者との調整もほぼ不要で工事を完了できるとしている。

(永沢 茂)