「Firefox 22」ベータ版公開、WebRTCの有効化、JavaScript高速化など

　Mozillaは16日、ウェブブラウザー「Firefox」の次期バージョンとなる「Firefox 22」のベータ版を公開した。

　Firefox 22ベータ版では、「WebRTC」のすべての機能が標準で有効化された。WebRTCは、ブラウザー間のリアルタイムコミュニケーションを実現する標準規格の総称で、ビデオ通話やファイル共有のようなアプリケーションでの利用が想定される。

　また、「OdinMonkey」と呼ばれるJavaScriptエンジンのasm.js最適化モジュールを搭載し、パフォーマンスを向上。Windows版では画面のスケーリングオプションに従うようになり、高解像度のディスプレイにおいて文字をより大きく描画できるようになった。